今回ご紹介させていただくA様は、発言が少なく物事に黙々と
取り組まれる事が多い利用者様です。
問いかけに対し返答は少ないですが、歌がお好きな為
学習実施後には振り返りの時間を設け、一緒に歌をうたったり
会話の中でも開かれた質問を意識し、本人の言葉を引き出すよう努めています。
また「自宅でも会話が少ない」とのご家族様の言葉を受け、
自宅学習を提案させていただきました。
ご家族様にもわかりやすいように手順を記載し、
はじめは、1回分づつお持ち帰りしていただいていましたが、
今では2回分お持ち帰りしていただいています。
ご家族様から「教材をもとに少し会話をします」
「お父さんの状況がわかります」とのお声をいただきました。
今後も、学習療法が家族の絆を繋ぐコミュニケーションツールとして
活用できるよう、お手伝いをさせていただきます。