今月は、新たにデイサービスを利用されはじめた利用者様の
学習療法導入の流れ・様子を紹介させていただきます。
まず学習療法の説明と、検査の目的を説明し“楽習診断”をおこいます。
“楽習診断”とは対象者がどのレベルの教材までスラスラできるかを見る診断です。
診断は、読み書き・計算の教材を制限時間各6分(途中制限時間あり)の中で行います。
※診断は必ず研修を受けたマスター・実践士が実施します。
こちらは実際に“楽習診断”を受けられているご様子です。
最初は「かんたんね!」「子どもの問題集みたい」との声が聞かれましたが
教材を進めて行くと「あらら~難しくなってきた」と…
診断終了後には「久しぶりに計算問題した」「しよかんと忘れるね」とお話しされていました。
今回の診断結果とMMSE/FABの測定結果を合わせ対象者にとって、
無理がない“ちょうどいい”教材を選択します。
対象者に翌週から実施していくことを伝えると「ここに来る楽しみが増えた」
「皆さんと一緒に頑張ります」と嬉しい声が聞かれました。